【症状を大切に】

【症状を大切に】
【症状を大切に】
書籍「病気が教えてくれる、病気の治し方」
からの知見をもとに文章を綴っています。

※文章には不快な表現が出てきます。
”気持ちが弱くなっている”とお感じの方は
ページを閉じられることをお勧めします。


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【症状】

症状ってそもそも何でしょうか?
何の目的があるのでしょうか?
ここではそれを考えます。


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車で例えます。

車の運転はされますか?
運転席に座ると、いくつもの計器が目に入りますね。

その中には普段は消えているけれども、異常があれば
光って注意を促す計器もいくつかあるはずです。

異常は歓迎出来ないかも知れませんが、その計器が
光って知らせてくれない限り、私たちは車の異常を
知ることが出来ません。

もし、その計器が光って知らせてくれなかったら、
一体どうなるのでしょうか?

きっとそのまま走り続けて、最終的には取り返しの
つかない状態になってしまうでしょう。

気づいた時には、車は完全に止まってしまうか、
ことによっては二度と走れない状態になっている
可能性もあります。

そもそも計器はそんな事態を防ぐためにあるのです。

異常を知らせてくれる計器が大事なことは、
このように明白です。

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このことを人間に当てはめてみます。

普段は何も感じないところが、急に痛くなった、
とします。

痛いというのは症状で、車で例えるなら異常を知らせる
計器が光った状態に例えられます。

嬉しいものではありませんが、あなたの中で何か
異常が起こっていることを知らせてくれています。

・疲れてる
・飲み過ぎた
・食べ過ぎた
・無理をしている

例えば、そんなことに思い当って対処したら、
その痛みは無くなるかも知れません。
完全にではないにせよ。

症状が起こったなら、それは異常を知らせる計器
が光ったことと同じ。

注意を促す警告ランプが点灯した、と思うことが
賢明です。


そしてその時は

「はて?自分の中で何が起こっているのかな?」

という背景を自分で探ることが大切になります。


症状はそうやってあなたが自分を振り返る機会
を作るために出てくるのです。


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症状が出た時に、

「一体、自分の中で何が起こっているのかな?」

と自分を振り返れる人はどのくらいいるでしょうか?



症状は、不快な感覚を伴いますね。
症状は、症状の存在をあなたに気づいてもらうのが
大事な役割なので、あなたに不快な感覚を与えます。

誰でも不快な感覚は嫌です。

従って私たちは自分の背景を探るなどはせずに、
その不快な症状そのものを何とか消そうとします。

例えば、薬や手術などで。

これは、車の例えで言うなら、注意を知らせてくれる
計器が光らないようにしてしまうか、取ってしまう
ような行為にあたります。

必要なお知らせをするための計器を取り外して
しまうのです。


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みてきたように、あなたがこれ以上、

・異常な状態で進まないように、
・きちんと立ち止まって修正出来るように

お知らせをしてくれているのが症状です。


「このまま行ったら危ないよ」
「取り返しがつかなくなるよ」


こんな風に症状は、先にある”死”に向かって
急速に進むあなたを止めるために懸命に
知らせてくれているのです。

そんな大事なお知らせをしている症状を、
何も考えずに、単に


・痛いから
・辛いから
・わずらわしいから
・面倒だから

と言って取り去っていいものでしょうか?


 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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