気がかりが一番健康に影響を与える~大田区池上の整体「治療院トゥルーヴォイスミー」~

生きる上で辛いのは

・気がかりなこと

・懸念事項

・心配

 

このようなことが人の健康状態に最も

影響を与えると私は考えています。

最近それを実感するケースを経験しました。

 

 

Iさん(92歳・女性)。

Iさんの訴えは、

 

・首が前に落ちる。

・血圧が200あって、フラフラする。

・腰が痛い。

・足が痛い。

・お腹の辺りが気持ち悪い。

 

など、色々とありました。

また私が気になったのが、溌剌とした雰囲気のIさんが

時折見せる自虐的な笑いです。

「Iさんらしくないなあ」

と感じました。

 

 

いずれにせよ、症状があるということは

そこにご本人にとって必要なメッセージがあります。

 

「どんなメッセージかな?」

 

という感じで私は眺めていました。

 

 

・脳神経外科

・眼科

・耳鼻科

・内科

・消化器科

・泌尿器科

・皮膚科

・整形外科

 

へ行って訴えても

 

「異常はありません」

「年相応です」

 

と言われて帰ってくるという

ことをIさんは繰り返していました。

 

 

「身体の不調」=「身体に原因がある」

 

という考え方からそろそろ抜け出して

いただく頃かな、と思い、

私はある時Iさんに、

 

「今、何が一番辛いですか?」

 

と尋ねました。

するとIさんは、

 

「やっぱ、この首だね。

それとフラフラして、足に力が入らないのと、

お腹も気持ちが悪いし、、」

 

とやはり身体に関して訴えられました。

 

そこで私は改めて、

 

「そうなんですね。では、今生きる上で一番辛いこと

は何かありますか?」

 

と尋ねました。

 

 

Iさんは一瞬、「え?」という顔をされていましたが、

暫くしてから、ポツリポツリとIさんにとって

”とても気がかりなこと”

を話してくださいました。

 

 

私が

「気がかりなことが身体にとても影響することがあります。

どう思われますか?」

 

と再び尋ねると、Iさんは

 

「あっ、それあるわあー」

 

と声を上げて笑い出しました・笑

 

 

 

”とても気がかりなこと”が過ぎてから

Iさんにお会いすると、

Iさんは脱皮したように顔色が良くなり、

声にも力があって、背筋も割と伸びていました。

そして何よりも、自虐的な笑いがなくなっていました。

 

身体の問題がこれで全て解決したわけではありませんが、

 

「やっとこれから良くなっていく気がします♫」

 

とIさん自身もハッキリと仰っていました。

 

 

 

 

このように、その方にとっての懸念がなくならない限り、

肉体的にどう操作をしたところで、真の健康には

辿り着かない、と私は考えています。

 

 

さて、Iさんにとって必要なメッセージとは

何だったのでしょうか?

 

 

それは、

 

”とても気がかりなこと、

それを受け入れよう”

 

ということだったのだと思います。

 

 

人はどうしても、ストレスや気がかりなこと、

心配ごとを避けようとして、それらを

 

「なかったこと」

 

にしようとします。

 

 

これは自然な反応ではあるのですが、

実際に「なかったこと」にはできません。

 

ですから、本人が

 

「自分はこれが気がかりだ」とか

「私にとっての今一番のストレスは○○だな」

という風に認め、現実的な対処をしなければ、

懸念はいつまでもくすぶり、健康に悪影響を

与え続けます。

 

 

 

 

人間生きていれば、心配なこと、気がかりなことは

誰でもあります。

 

仮に現実的な対処が出来なかったとしても、

そのことを自覚するか、

逃げ続けるかで、

健康状態が左右される、、

 

私はそう考えています。

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