「飢餓の想定からの卒業」遺伝子と肥満のこんな関係
- 2015年03月04日
- ブログ
【「飢餓の想定からの卒業」遺伝子と肥満のこんな関係】
私たちは自分の中に持つ遺伝子を
理解した上で食生活をする必要があります。
脂肪は人間の代謝にとって最適な燃料であって
人間の進化の過程において果たした役割は
計り知れません。
だからこそ私たち人類は200万年にも
渡って高脂肪の食事をしてきました。
それに比べ炭水化物はほんの1万年前から
食べられるようになったに過ぎません。
新参者ですね。
ここで強調しておきたいのは、
「私たちは未だに高脂肪の食事で生きてきた
狩猟採集民の遺伝子を持っている」
ということです。
この遺伝子により私たちの身体は、食料が
豊かな時には、脂肪を蓄えるメカニズムが
働くようになっていますし、実際に今も
このメカニズムは着実に働いていますよね。
現代では敬遠される肥満ですが、過去これほど
食糧が大量生産される時代はありませんでしたので
現代が異常というべきです。
私たちの祖先の時代はいつ来るとも知れない
飢餓に常に備えなければなりませんでした。
冷蔵庫もない時代に備えるとするならば、
それはもう、自分の身体に身に付けるしか
方法はありませんでした。
つまり太ったわけですね。
従って、
・食料が沢山ある時には太り
・食糧がなければやせ細る
そんなごくごく自然な方法で祖先たちは
生き延びてきたことがわかります。
そのおかげで今の私たちがあるのですね。
少なくともこのブログを読める環境に
ある方は、飢餓の心配とは無縁でしょう。
そんな環境にあっても、我々が先祖代々受け継いで
きた遺伝子は正確に働き、脂肪を身に付けようと
します。
私たちは、飢餓を想定した食生活から
卒業する時がもう来ているのです。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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