【７０代女性・脊柱管狭窄症の方から感想をいただきました】

【７０代女性・脊柱管狭窄症の方から感想をいただきました】

私が保険訪問診療で担当している患者さん（Ａ子さん・仮名）から
感想をいただきましたので、こちらにシェアします。

私がＡ子さんに対して行ったことは、心理的アプローチと鍼灸マッサージです。


※原文書き起こし

『山崎先生には心とからだが共に健康を
保つよう、また残された人生をいかに生きるか！という
難問さえも、明るく、気力、体力、想像力を以って
脊柱管狭窄症を乗り切るよう、ご指導をいただき
ありがたいことだと感謝しております。

（Ａ子　７０代女性）』






・当院を知ったきっかけ


Ａ子さんは、７０代の女性の方。
私と同じ池上在住の方ですが、当院のことはご存知ありませんでした。
青森にお住まいの弟さんがインターネットで私のホームページをご覧になり、
Ａ子さんへ知らせて下さったそうです。

こういうところがインターネットの面白いところですね。






・お困りの症状

Ａ子さんは脊柱管狭窄症と診断され、手術をされています。
しかし、術後も常に痛みがあって歩くのも大変な状態だったそうです。
痛み止めの薬は殆ど効かないとのことでした。

私が初めてお会いした時は、常に辛そうな表情をされていて
歩行もぎこちない状態でした。

また、どんなに痛みを訴えても親身に話を聞いてくれる病院がなかったそうです。
このような点は、心理的にかなりのストレスがあったと想像します。

Ａ子さんに限ったことではありませんが、現在は慢性的な症状を抱える方が多く、
症状のみならず、心理的なストレスも同時に感じてらっしゃるケースが増えています。

心理的なストレスは症状悪化に繋がりやすいです。

快復へは心理的なアプローチも必須である、と私は考えていますが、
残念ながらそこを実践する医療者が少ないのが実情です。







・現在の状況

まずは、痛みがかなり軽減されたそうです。
治療が進むにつれて、ほぼ痛みがない日も出てきたそうです。

何より私が注目しているのは、



Ａ子さんの”表情がとっても明るくなったこと”です。




実際に表情が明るくなって気持ちが前向きになれば、痛みは軽減します。
あとは、このような痛みが少なくなる時間を増やしていけば良いのです。

人は機械ではありません。
心と体は繋がっています。

感想でもいただいているように「いかに生きるか」ということが
最終的には大事になります。

Ａ子さんは真摯に生きる態度をしっかりと持ってらっしゃる方です。
そしてそれさえあれば大丈夫、という確信のもとに治療を続けてきました。

今後は更なる状態の改善、そして良い状態の維持を図っていきます。








・最後に

お読みいただきありがとうございました。

ここからは私の経験を踏まえた主張です。


『もう歳だからしょうがない』
『どうせもう治らない』


このように仰る方は多いですが、”本当に”そうでしょうか？
ご自身に問いかけて欲しいのです。

本当に本心からそう思っているのかを。




例えば、

「骨が潰れているからダメ」
「神経を圧迫しているからダメ」

などは、良く聞かれる話です。

だから何をやってもダメなんだ、と考えてしまう気持ちは分かります。

しかし、そんな風に言われた方の状態をつぶさに観察していると、
症状の出方にも波があることが分かります。

考えてみて欲しいのです。

「それはなぜだと思いますか？」





・潰れた骨が戻ったりまた潰れたりを繰り返しているのでしょうか？

・神経を圧迫しているものが出たり引っ込んだりしているのでしょうか？


ちょっとそれはあり得ないですよね。





何か症状を訴えている方には、


まずは”自分の体を労って欲しい”


と私は思っています。


もっというなら、あなた自身を労って欲しいです。






簡単にダメだと決めつけるのはやめましょう。

自分で自分をダメにするのはもうやめましょう。






人生はうまく出来ています。

人は、自分をダメにすることが出来ます。

でも、自分でダメにすることが出来るなら、自分で良くすることも出来るのです。

そこに快復への突破口があります。






「いや～、今まで大変だったね、ホントにホントにありがとうね。

そしてこれからも、ぜひよろしくね～」




そう言って全身に手を当てたり、なでたりして労うところから始めてみませんか？

身体はちゃんと応えてくれます。




「そういうのどうも良く分からない」

「そんなの恥ずかしい」

「なんかバカみたい」



という方にはもちろん私がお手伝いを致します。

※ご高齢で歩行困難な方には保険治療をおススメします。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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