何が人を治すのか「心底納得する」「考え方が変わる」「世界が変わる」
- 2016年01月06日
- ブログ
【何が人を治すのか「心底納得する」「考え方が変わる」「世界が変わる」】
「腰痛放浪記・椅子が怖い」
著・夏樹静子
を読んで考えたことを引き続き書いていきます。
著者は”腰痛と思われる症状”に苦しみ、
最終的にある方法でそれから解放されました。
そもそも腰痛だったのかも私には分かりません。
・多種多様な治療法があること
・治る人、治らない人がいること
それらが示す事実は何だと思いますか?
”どれかに当たれば改善する”
という結論ももちろんありでしょう。
すぐに当たれば苦しむ時間も少なくなりますが、
いつまでも当たらなければ、苦しみは終わりません。
それこそ墓場まで症状を持って行く人も
少なくありません。
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考えたいのは、
”何が症状を治すのか”
というところです。
薬が治すのでしょうか?
鍼が治すのでしょうか?
熱が治すのでしょうか?
気が治すのでしょうか?
空気が治すのでしょうか?
言葉が治すのでしょうか?
休息が治すのでしょうか?
時間が治すのでしょうか?
自然治癒力が治すのでしょうか?
そのどれでもなく、全てである、
というのが私の結論です。
分かりにくいので
別な一言でまとめます。
”その人が心底納得する形”
が治すのです。
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ですから、方法は何でも良いのです。
湿布でも、マッサージでも、お祈りだって良いです。
患者本人が納得さえすれば治ります。
その時、患者の中では何かの気づきが
生まれているはずです。
症状はその為にあるものですから。
その気づきを誘導するものこそが、
「心底納得するもの」
ということなのでしょう。
ーーー
どんなにその道の大家がいても、
数千年続く治療法があっても、
”患者が納得しなければ治りません”
問題は、患者本人も
”心底納得しているたかどうか自分でも分からない”
というところでしょう。
人間は生きていく過程で色々な知識を身につけます。
それは実は
「偏見」とも
「思い込み」とも
言い換えることができます。
それらによってがんじがらめになって自分自身の
人生を生きられなくなると、症状として表現をし出すのです。
心底納得する
ということはつまり、
考え方を変える
ということでもあります。
「たったそれだけ?」
と思われるかも知れませんが、その人の世界は
その人が全て創り上げているのです。
考えを変えるということは、簡単なようでいて
大変なことでもあります。
だって世界を変えるのですから。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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