行動とは別にある目的”善の動機”
- 2015年10月14日
- ブログ
【行動とは別にある目的”善の動機”】
こんな例です。
どうしても母親が一人で出掛けなければ
ならない場合に、姉妹の下の子が
「お母さんと一緒に行きたい」
とぐずった挙句、おもちゃを投げつけ、
食器棚のガラスを割ってしまいました。
こんな場合、思わずこちらもカッとなって
怒鳴りつけてしまいそうですが、
あなたならどうしますか？
ーーー
もちろん、正解なんてありませんが、
こんな解決策はいかがでしょうか？
妹の行動は確かに、決して褒められたもの
ではありません。
しかし、ここで認めなければならないことが
あります。それは
「母親と一緒にいたい」
という気持ちです。
この目的の元は「善」であると言えます。
従って、行動は良くないものの、その元に
なった気持ちは認めて勇気づけるのです。
「お母さんと一緒に行きたかったんだね」
「お母さんも本当は一緒にいたいんだよ」
と善に着目して、言葉に出して伝えます。
問題だった行動については、その後で
”他の方法を取ることが出来た”
ということを伝えます。
ーーー
これは、子どもにだけ対処する方法ではありません。
あらゆる大人にも共通して適用出来る方法です。
”行動に問題があるとしても、その背後にある動機や
目的は必ずや「善」である”
アドラーはそう教えてくれました。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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