”ほめる”ことのマイナス面

【”ほめる”ことのマイナス面】

子育てなどにおいて、”ほめる”ことの
重要性が説かれることがあります。

・ほめて育てる
・ほめて伸びるタイプ

そんなこともあるのかもしれません。

しかし、こんなことも考えてみて下さい。

ほめるという行為の前提には

”どうせできっこないだろう”

という予見があります。

だから結果として”ほめる”という
行為に繋がるのです。

最初から分かり切っている結果に対しては
誰もほめません。

ですから、ほめるということはその人に
向かって

「あなたはできない人なのによくやったね」

と言っているようなものなのです。
そのつもりがなくてもです。

ほめる、という行為は上から下への言葉です。
ですから自立しようとしている人にはマイナスに
働きます。

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例えば、子どもの作文がとても上手だった
としましょう。

私たちはついつい

「文章が上手だね」
「よく書けたね」

と子どもに言ってしまいます。

さて、あなたは夏目漱石に向かって
同じように

「文章が上手だね」
「よく書けたね」

と言うでしょうか？
言わないですよね・笑

いかにこの言葉が上から目線であるかが
お分かりいただけたと思います。

このような言葉では、相手を勇気づける
ことは出来ません。

それでは、相手を勇気づける言葉とは
一体どういうものでしょうか？

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それは以前にも書きましたが、上からの目線
ではなく、横からの目線に変えるのです。

作文の例でいうなら、

「文章を読んで感動した」
「面白かった」

と純粋な気持ちを伝えるのです。

もし、あなたが子どものころに大人から
そんな風に言われたらどうでしょうか？

人生変わっていると思いませんか？

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お読みいただき、ありがとうございました。

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