コレステロールは脳の重さの5分の1

【コレステロールは脳の重さの5分の1】

コレステロールは脳の重さの5分の1

「脳の重さの5分の1はコレステロール」

と聞くと、意外に思われるかもしれません。

脳の重さは、身体全体の2%程度ですが、
総コレステロールの25%は脳にあって、
脳の機能と発達に寄与しています。

コレステロールの役割

・細胞膜を形成する

内と外を区別し、隔てながらも透過性
と言って、必要なモノが出入り出来るよう
な仕組となっている。

・脳機能を支える

情報を伝えるニューロンにはミエリンという
鞘があります。

このミエリンを構成するのがコレステロールで
あり、そのおかげで情報伝達が可能になります。
適切な脳の機能に欠かせません。

・抗酸化物質として

脳内のコレステロールは強力な抗酸化物質
であることがわかってきました。

エストロゲン、アンドロゲンといった
ステロイドホルモンやビタミンDという
脂溶性抗酸化物質の前駆体です。

※ビタミンDは、強力な抗炎症作用があり、
感染症病原体を取り除いてくれます。

ビタミンというよりは、ホルモンのような
ふるまいがみられます。

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年齢と共にコレステロール値は上昇しますが、
これは決して悪いことではありません。

体内に加齢によってつくられるフリーラジカル
が増えるからです。

フリーラジカルは身体にとって毒になります。
活性酸素という名前は有名ですが、これは
フリーラジカルの一種です。

コレステロールはフリーラジカルに対して、
保護機能を果たします。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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